2009年02月22日

ベンジャミン・バトン〜数奇な人生〜

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 - goo 映画

いやはや、面白かった。ここ数年で観た映画の中で、一番の「当たり」。

村上春樹にもっとも影響を与えた作家といわれる、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をもとに制作。
実際には、原作とは全く違うストーリーに仕上がったらしい(読んでないが)。

ブラッドピットが、一人の男の人生を、80歳の老人から4歳の子どもまで、一人で演じている。
世界で初めて導入した「コンツアーシステム」により、ブラッドピットの顔だけ、他の役者の胴体に埋め込まれるという仕掛け。
アップルコンピュータの元技術者をスタッフに招いたという世界初の試みは、意外とバッチリ決まっていて、老けメークをしたブラッドピットも、幼年ブラッドピットも、ちょっと信じられなかった。
大スクリーンで、一見の価値あり。

劇場で900円で売られているパンフレットの最初のページで、デビット・フィンチャー【監督】からのメッセージとして、「彼の人生には、私たちに人間らしさを取り戻させてくれるさまざまなものが詰まっています」と書かれているが、実際、内容の濃い、ある意味ハリウッドらしくない映画だった。

ストーリーは、決して込み入ったものではない。
いくら何でも、うまく行き過ぎだろうと思うことの連続で、斜に構えて観れば突っ込み所満載なのだろうが、それを超越するくらい、内容が良かった。

ヒューマン映画の中で、『グッド・ウィル・ハンティング』(1997)以来の感動。
ここまでは滅多に褒めないが、この映画は是非見に行くべし。
* グッド・ウィル・ハンティング(1997) - goo 映画

最後に、この映画はハリケーン・カトリーナ被災直後のニューオーリンズで撮影されている。
被災後、ブラッドピットはニューオーリンズに家を買い、そこを「ホーム」としているらしい。

2008年11月09日

レッドクリフ PartI

RED CLIFF Part I
2008年 アメリカ=中国=日本=台湾=韓国
ジョン・ウー監督

日本人は実に『三国志』が好きが好きな国民なので、この映画は「goo映画」他、レビューサイトでは結構複雑な評価をされている。
誰でも知っているお話しを映画にするのって、実に難しい。
でも言いだしたら、そもそも実写で撮ること自体無理があるわけで…。

個人的には、心地よく楽しめた。
作り方がテレビドラマの如く、俳優の顔のアップが多いのは大スクリーンで観るにはちょっと疲れるが、まあ気分を換えれば、それも楽しめる。
# 金城武演じる孔明があまりにも凛々しいのはちょっと気に入らないが…ww

「九官八卦の陣」、大スクリーンで観たら面白かったな。
Part IIにも期待です。

2008年07月26日

クライマーズ・ハイ

やっと観に行けました。

■info
『クライマーズ・ハイ』
2008年 東映、ギャガ・コミュニケーションズ
監督・脚本 : 原田眞人
堤真一 堺雅人

格好良かった。
役者が凄く良かったので、それだけでお腹いっぱい。

狭い社屋内での絵が大半を占めるはずなのに、圧迫感を感じさせない。
部屋に閉じこもっていても、あそこまで熱く仕事をすることも、出来るのね。

極限の山登りと、仕事を重ね合わせるのは、映画を見るまでは正直嫌だった。
実際に見て、何となく、意図は分かった。
あの緊張状態と興奮状態、凄いな。
小気味よく怒鳴るシーンは、かえって胸がすく思いがした。

繰り返すが、あれは一つ屋根の下で行われている。

日本の映画らしく、最後蛇足のようなシーンで終わるのがちょっと残念だが、人生は仕事だけじゃないということか。

映画本編ではないが、映画の最後で、御巣鷹山日航123便墜落事故の原因が、現在でも諸説あることに触れられている点も、相当曖昧にぼかした表現だけれど、良かったと思う。

2007年10月16日

『大統領暗殺』

大統領暗殺 - goo 映画
大統領暗殺 - goo 映画

正直、ガッカリした。
「問題作」「圧力で上映中止」などが前面に押し出されたマーケティングに踊らされ期待し過ぎていたせいかもしれないが、全然面白くない。
ストーリーにひねりはないし、CNN風のドキュメンタリー番組に倣ったにしては、これと言って興味深い捜査手法も出てこない。後半の間延びは最悪で、観ていて眠くなった。

現職大統領を暗殺してしまうから「問題作」なのだろうか。
アメリカ大統領が在任中に暗殺されるというのは過去に実例があるので、別に特別センセーショナルでもない。
J.F.K.暗殺に関する実話を追った方が、よほどスリリングで面白い。不謹慎だが。

ブッシュを暗殺したら、「チェイニー大統領」と側近のネオコン達は確かにこうするかもね、と頷きたくなる箇所もチラホラあったが、別にニヤリとさせられるほどシュールでもない。
「まあ、そうね」という程度。
3年前の大統領選挙前日に、『華氏911』を放映する予定が圧力で中止になったことがあったが、『華氏』が持つような強いメッセージ性もない。選挙前にテレビで放映しても誰も咎めないんじゃないのか…。

公式サイトに載っているレビューに、「 彼が国内外で死ぬほど嫌われてこそ製作されるこんな作品は逆にブッ シュの暗殺防止に効果を発揮しそうです。」と書いてあったが、暗殺の目的を何だと想定してこんなこと言ったのだろうか。憎きブッシュを暗殺して世直しを試みる人を想定しているのか。

ブッシュが嫌いな人は、ブッシュを殺したりしない。殺された人は、英雄になってしまうから。

こういう人たちはいったいいつまで、ブッシュや側近のネオコン達を悪者にすることで、偽善者の仮面の影に隠れているつもりだろうか。
アメリカは、アフガン侵攻・イラク戦争開戦後に、大統領を選びなおす機会があった。
その崇高なる民主的な選挙によって選ばれた大統領が、こうして映画に出演している。

2007年02月18日

『不都合な真実』

大ヒット中。

先々週の出張帰りに関空で本を買い、昨日映画を観た。
本は間違いなく名著。
映画は政治色がプンプン強くて、ちょっと疲れたなぁ。

そもそも、『不都合な真実』(an inconvenient truth)というタイトル自体、共和党への当て付け以外の何者でもない。地球温暖化が、共和党政権にとて不都合な真実であったため、それを握りつぶし、『不都合な真実』を知ってしまった科学者がパージされた、というお話で、そんなことを訴えても根本的な解決策にはならない。

環境性能の優れたクルマを作った日本の自動車業界は、映画の中で賞賛されている。
しかし、それは米国自動車業界を鼓舞する意味合いで、結局のところはアメリカの車が売れてほしいと思っている。本当は、マイカーの利用を我慢して、たとえばロンドンのような税を課せば、都市計画とも結びついてよりよいはずだが、米国車が売れないのはやはり困る。

映画を観て怖くなったのは、地球温暖化より、an inconvenient truthが、ここまで政治色を帯びてしまう、米国の方にだった。

ついでだけど。
明日の入試には多分このテーマは出ないだろうけど、もし仮に出たらものよく書ける子とそうじゃない子の得点差が、著しく開くと思う。

2006年09月18日

United93

ユナイテッド93(United93)
ポール・グリーングラス監督
http://www.united93.jp/top.html

NYのシネマで初めて予告編が上映された際、気絶した観客がいたとか。
折りしも、NYに旅行に行ってグラウンド・ゼロを見学してきたその週末に、問題作を鑑賞。

起こったことを正面から描こうとした、直球勝負なドキュメンタリー。
余計な脚色が一切ない。
緊張感だけが、最初から最後まで描かれていた。

だから、あまりダラダラ感想を語るべきではないのかもしれない。
一言、観て良かった、と。
みんな観に行くべきだ、と。

UnitedのBoeing757の実機の映像と、非常に完成度の高いキャビンとコックピットの映像(セットだろう)には突っ込みどころが殆どなく、機内アナウンスや航空無線の交信の表現もかなり研究されている印象だった。強いて難点を挙げれば、観客に聞かせるために全てのセリフがスローペースで、やや聞き取りやす過ぎる気がしたが、その分航空機に知識がなくても十分に緊張感が味わえる。
コックピットのドアを蹴破るシーンや、ギャレーのカートが通路を走るシーンなども、地味ながら迫力があった。

飛行機がハイジャックされてから、ペンシルバニアに墜落するまでの、短い時間に何が行われたのか。
何が出来て、何が出来なかったのか。
それを出来る限りのリサーチを行って描いていた。十分、観に行く価値がある。

良ければ、観に行って下さい。

2006年02月02日

Flightlpan

TOHOのシネマイレージが6回分貯まっていたので、平日の午前中からぶらり一人で映画を見に行って来た。
うん、これ、後2ヶ月しか出来ない楽しみ…。

Flightplan(邦題:『フライトプラン』)
2005年アメリカ作品 タッチストーン・ピクチャーズ AND イマジン・エンターテイメント提供
Cast: Jodie Foster
Director: Robert Schwentke
http://video.movies.go.com/flightplan/

Airbusの怪物、A380の2006年就航を前に、A380を相当意識したであろう総2段デッキの超大型機E-474の、ベルリン→NYの数時間のフライト中に完結するスリリングなサスペンス。

怖い!!…とにかく怖い!!
(僕は非常に怖がりなのでその分は割り引いて考えて下さい)
夜、飛行機に乗ると、窓の外に吸い込まれるような不思議な感じがするのだが、そんな夜間飛行を描くというプロットがまず不気味だし、何が載っているか分からない密室という設定も非常にスリリング。
わずか1時間38分という展開の速さが、観る側に考える余裕を与えないため、最後まですっごい怖かった。

(続きは、鑑賞後に読んでくれるとうれしいです)

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2006年01月18日

TOKYO by YUI

今日発売の、YUIのシングルTOKYO(作詞:YUI / 作曲:COZZi)を買ってみた。
公式site: http://www.yui-net.com/

福岡から一人上京してきたYUIの、「出発当日」にフォーカスした曲で、同じように仙台を出てきたことを思い出して、何だか妙な共感を覚えてしまった。
明日で、学部4年間の授業が全て終わりになり、(多分)もうこの学校で授業を受けることはない。もう、怖いくらいこの学校に慣れてしまったので、それがどうにも不思議で、でも間違いなくすごい寂しくて…と思っていたが、4年前には同じようなことを考えていたな、と。

最近、同期で就職する友達の多くが「地方に引っ越したくない」と言っているのを聞くが、その度に「一度、慣れ親しんだ場所を離れてみなよ」と思ってしまう。親元とか、生まれ育った場所とか、それを離れて、新しい場所で自分の居場所を開拓するのって、確かにすごい寂しいし、怖くなったりするのだが、でもそれって経験すべきだと思う。
17歳の瑞々しい感性で、その複雑な「移動の日」を歌ったTOKYO。特にこれから引越しを余儀なくされる人にはオススメです。

2005年12月27日

YAMATO

師走の街を通り抜け(いや、長後街道の渋滞にハマり)、師走のシネマに『男たちの大和/YAMATO』を観に行ってきた。
朝のうちに学校で用事を済ませ、その後まっすぐ川崎チネチッタに向かうも、年末は道が混む。約束に遅刻して、ランチがゆっくり出来ずごめんなさい。
それでも、年末の雰囲気は好き。

『男たちの大和/YAMATO』
2005『男たちの大和/YAMATO』製作委員会
監督 : 佐藤純彌
出演 : 反町隆史・中村獅童・仲代達矢・鈴木京香・松山ケンイチ
http://www.yamato-movie.jp/

ため息が出た。扱うテーマもさることながら、ストーリー、スペクタクルともに、度肝を抜く内容だった。
長島一茂がストーリー上非常に重要な役をやっていて、苦笑いを禁じえなかったのはさておき(おぃ、あんなカッコいい役やらせるか!?)、出演したキャストも好演だったし、VFXも見事。大和のCGはちょっとアニメっぽさを感じたが、その巨艦ぶりは際立った。

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2005年09月02日

AEGIS

『亡国のイージス』
2005年、日本ヘラルド映画
http://aegis.goo.ne.jp/
真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一
監督:阪本順治

重い映画っすね…。構成や、スペクタクルへのお金のかけ方など、かなりハリウッドの影響を色濃く受けている印象は否めないが、テーマの描き方など、さらに密度を上げてある。映画なのだから、あくまでもエンターテイメントとして撮ればよい気もするが、そこは欲張りな日本人のなせる業だろうか。少々政治的な意図も感じられ、その辺はあまり感心しなかった。

自衛隊の全面的な協力を得て制作したということもあり、イージス艦の外側と内側が、かなりリアルに描写されている。テレビでやっている連ドラと比べると、作りこみは半端なく、ディテイルまで満足。
そりゃ、キムタクが乗っていたANAが、機種とコックピットの組み合わせが曖昧だったみたいな、そういうチグハグさはあったのかもしれないが(※)、残念ながら護衛艦にはまったく知識がないので見抜けなかった。
海洋国家日本のフロントに立つイージス艦に触れられるだけでも満足としよう。

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2005年09月01日

Team America

チーム★アメリカ/ワールドポリス (原題:Team America: World Police)
http://www.teamamerica.jp/
2004, Paramount Pictures presents, A Scott Rudin/Matt Stone production, A Trey Parker film
Directer: Tray Parker
R-18指定

今さら、なんだけど、Reviewしてみます。

世にも珍しい、R-18指定のお人形劇。
生身の人間が演じるにはちょっと躊躇してしまうことも、人形だから何やらせても問題ないらしく、一切お構いなし。

悪い冗談のオンパレードで、それを楽しめる人には楽しめる、そうでない人には楽しみようのない映画。悪い冗談って、言う分には楽しいもんなぁ…。ここまでやってしまうと、誰も怒らず、ただ黙して目をそむけるだけか。
冒頭、パリのエッフェル塔を倒壊させて凱旋門を壊すシーンは有名だが(Newsweek読者だからか?)、行動で暴れるよりも下ネタで暴れるシーンの方が圧倒的に多い。
映画をよく観る人には、思わず吹き出してしまう小ネタも満載なのだが、あくまでもそれを楽しめる人だけ観に行きましょう。

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2005年06月11日

Review: never gone by BackStreetBoys

B0002Y4M0Iネヴァー・ゴーン
バックストリート・ボーイズ

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FMヨコハマが、確信犯的に(?)PRをしまくっていた一枚。遂に発売。
あっちこっちのレコードショップで店内にかかっていたり、ラジオでも繰り返し放送されていたので、曲自体はもう耳にした人の方が多いのでは?
BSBが、一気にオトナなバンドになったな、という感じ。曲のメッセージ性も、今までより少し、成熟した感じがする。相変わらず聴かせるなー。
1曲目に収録されたナンバー、Imcompleteが、ちょっと泣かせてくれます。

2005年05月18日

Review: Shall we Dance?

2004年 アメリカ作品
http://www.shallwedance-movie.jp/

周防正行原作、『Shall We ダンス? 』のシカゴ版。学校が終わった後、「今から何すんの?」「映画でも見る」という流れになり、勢いで見ることになった。
でも、そういう気分の時にちょうど良い、テンポもタッチも軽快で楽しい、明るい映画。
日本で「ダンスを始める」と言ったら、結構恥ずかしいし人にもなかなか言えないが、シカゴの人々も、ああやってダンスを踊ることをあんなに恥ずかしがったり、バカにしたりするのかな??
それと、映画の中で、"Shall we dance?"というセリフが全然出てこないのもちょっとチグハグで笑えた。本場の英語で、"Shall we..?"はダサいか…。その分、電車の窓から見える紙が印象に残る。

これだけハッピーな映画も珍しい。「特にすることもないから、映画でも見ようかな」と言う時にもオススメな、罪の無い楽しい映画。

2005年05月17日

Review: Kingfom of Heaven

2005年 アメリカ作品 20世紀フォックス
www.foxjapan.com/movies/kingdomofheaven/

イェルサレムが平和な"heaven"だった時代が、かつてあった。
どこまで歴史考証を行ったかは分からないが、実在する魅力的な二人の王によってもたらされた、脆くも安定した和平を舞台にした映画。
この映画に冠されたタイトル自体が、1000年後の今でも皮肉になってしまうのは、ちょっと複雑だが。

オーランド・ブルームが良かった。かなり展開が急で、なんだか知らないうちに偉くなってしまう飛躍が多かったが(∴あまり、主役と観客の距離が縮まらない)、それでも十分に魅力的な役に仕立て上げたのは凄い。その一方で、この時代を語るに欠かせない、二人の偉大な王が、今ひとつ冴えないのがちょっと残念だった。もう少し、この時代の雰囲気が伝わる映画にすれば、もっと理解しやすい映画になったと思う。

クライマックス、城壁を挟んでの攻防は、どんどん燃え上がって迫力があった。
シネマに行く前に、世界史の復習をしてから行きましょう。

2005年04月26日

Review: "Love The Earth"

lovetheearth.jpg「音楽は世界の共通語です。」(Eric Clapton)

「自然の叡智」に学び、「地球大交流」の場を実現するという、「愛・地球博」のメッセージを、全ての人に平等に伝えるためにプロデュースされたコンピレーションCD。
Eric Claptonが、SMAPに提供した"Say What You Will"を自身が歌ったヴァージョンから、YOSHIKIが「愛・地球博」公式イメージソングとして書き下ろした"I'll Be Your Love"まで、17アーティストの曲が収められている。Eric Claptonに関しては、柏木君が愛を込めた記事を書いているので、そちらを参照。

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2005年03月15日

Review: A Very Long Engagement

A Very Long Engagement
2004年フランス作品
ワーナーブラザーズ映画配給
Director: Jean-Pierre Jeunet

久々のシネマ、久々のロードショー。素敵でした。
フランス語が分かったら良かったな、と思わせてくれる、結構頭を使うラブストーリー。
そう、本当にラブストーリーに感動するには、言葉の壁を越えなくてはいけない。

#ネタバレの可能性があります。

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2004年10月02日

Review:アイ、ロボット

i,Robot
http://www.irobotmovie.com
2004年アメリカ作品
20世紀フォックス

秋学期1週目が終わった土曜日、特に予定もなかったので、学校に行ってメディアセンターのテレビでイチローの記録達成を目撃し、本を買ってShellCafeで読んで過ごしたが、夕方になって急に映画が見たくなり、その足で海老名の東宝シネマに向かった。

そんなわけで、この映画を選んだのに特に深い意味もない。アイザック・アシモフが原作を書いたのは1942年だというから、映画の脚本は随分リアレンジされているのだろうが、それでもロボットSF小説の原点に触れることが出来て、週末の夕方の時間の使い方としては悪くなかった。

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2004年08月26日

Review:『華氏911』

Fahrenheit 9/11
http://www.kashi911.com/
2004年アメリカ作品
Director: Michael Moore

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2004年07月17日

Review:『The Day After Tomorrow』

The Day After Tomorrow
http://www.thedayaftertomorrow.com/
2004年アメリカ作品
Director: Roland Emmerich
Presents: Twentieth Century Fox

人々を驚かせ、またちょっとした恐怖を味わわせる方法として、語り口をスピーディーにするというやり方がある。話術の巧みな人などが時として採り入れる方法だ。
The Day After Tomorrowは、まさにそんな、スピード感のある映画だった。

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2004年06月16日

Bridge Over Troubled Water

中学生の頃、生徒会役員のお仕事の一つで毎週月曜の校内放送をやっていた。いろいろな企画を考えたが、その中の一つに、当時の生徒会長が歌詞を紹介するために自ら選曲し、自ら朗読する「歌詞紹介コーナー」というのがあった。今思うと相当自己表出的意味合いの強い企画だったが、会長の個人的人気と、それなりに巧い選曲と朗読が受けたのが、結構好評だった気がする。今思うと、なぜ人気があったのかは謎としか言いようがない…。
そして、その自己表出(?)企画の第一弾を飾ったのが、Simon & GarfunkelのBridge Over Troubled Water(邦題:『明日に架ける橋』)だったのは、なぜか今でもはっきり覚えている(注)。

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2004年05月24日

Review:『トロイ』

Troy
http://troymovie.warnerbros.com/
2004年アメリカ作品
Director: Wolfgang Peterson
Presents: Warner Bras. Pictures

先週、成田空港でブラッド・ピットの入国騒ぎに出くわした。到着ロビーでカメラを持っている人が結構いたので、それなりに賑わっていたが、僕の目的は飛行機を見ることだったので、その騒ぎは素通りして展望デッキに向かった。
そんなわけで、大してピットには興味がないのだが、『トロイ』の公開はずっと前から楽しみにしていた。恐らくは永遠に語り継がれるであろうホメロスの叙事詩には、漠然とした憧れがあった。

ピット演じるアキレスは、確かに美しかった。彼がアキレスをどこまで演じたのかは分からないが、少なくともそれなりの迫力があった。
正直、あそこまでスケールの大きなストーリーを3時間の映画に凝縮するのは、怖いことだと思う。たとえどんなに体を鍛えても、演じているのは成田にフラっと降り立つことが出来る生身の人間である。歴史に残る叙事詩を愛する人ほど、映画を見て違和感を持つことも多いと思う。
それでも、この映画を見てよかった。映画に描かれた絵を見て初めて、難攻不落なトロイの城壁が、いかに高かったかということは否応なく実感できたし、スパルタの1000艘の船が海に浮かぶ絵も圧巻だった。トロイの木馬は、もちろんネタとしては知っていたが、映像で見てやはりドキドキした。
けっして本物のスケールで描けなくても、映画として撮った人の勇気は、賞賛されるべきなのだろう(無論、その名は「永遠」は語られないだろうが…)