2008年01月20日

國領研×松本研合同OB会

昨日は大学の研究会のOB会。
國領先生がKBSからSFCに移籍して来る前に、SFCで開講されていた松本孝利先生(元シスコシステムズ社長)の研究会と合同で開催された。

OB会と言っても、飲み会だけでは飽き足らず、昼間から会議室を借りてリーダーシップ論の講義と議論。
前半は、國領先生のリードでシステム構築・保守の際のホラーストーリー(システムダウン)について議論した。

「要件定義の時は、誰もビジネスプロセスから要件を定義していない。」
「会社のリーダー格の人は、システムをイメージ出来ない。」
「システムは落ちるものだ。リスクは管理するものだ。」
などなど。

SOAのような、現在の主流となっているアーキテクチャを、國領先生が90年代から「オープン・アーキテクチャー戦略」として提唱していたことを、今さらながら思い知らされた。

学部時代研究会で一緒に議論した古川君や久子嬢が、営業経験を踏まえてさらに進歩した意見を述べていて、かなーぁり刺激された。
「IBMが強いわけだ」という松本さんの一言が強く突き刺さる。
でも久子さん、WebSphereの宣伝しすぎ。SOAの宣伝文句のような意見を、堂々と述べる姿は、営業が板につきすぎていて苦笑いするしかなかった。

後半のリーダーシップに関する松本先生の講義も、非常に感銘深いものだった。
全て花崎のBLOGに先を越され書かれてしまったので、そちらをご参照。

個人的には、花崎も書いている“Fun Place to Work”の他に、「経営者は今まで作ってきたものをバッサリ捨てる意思決定が求められる」という話題も忘れられない。
実際に捨てることに成功した事例として、サービスインしていたMSNを捨てる覚悟でWindows95にインターネットを標準装備したビル・ゲイツ、スーパードライに全ての経営資源を集中させたアサヒビールなどもが挙がり、納得性も高い話だった。
「成功の呪縛」という古い言葉が実感を伴う。

「暗い人はリーダーに向かない」
「成果主義はモチベーションが高い現場でやらないと意味がない」
という言葉も結構グサリと刺さる至言だった。

松本研のOBの方は初めてお会いする方も多かったが、第一線で活躍されていてカッコいい方が多かった。
お陰で、とても質の高い議論に参加することが出来た。
また次回もあるのかな。

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