2005年09月02日

AEGIS

『亡国のイージス』
2005年、日本ヘラルド映画
http://aegis.goo.ne.jp/
真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一
監督:阪本順治

重い映画っすね…。構成や、スペクタクルへのお金のかけ方など、かなりハリウッドの影響を色濃く受けている印象は否めないが、テーマの描き方など、さらに密度を上げてある。映画なのだから、あくまでもエンターテイメントとして撮ればよい気もするが、そこは欲張りな日本人のなせる業だろうか。少々政治的な意図も感じられ、その辺はあまり感心しなかった。

自衛隊の全面的な協力を得て制作したということもあり、イージス艦の外側と内側が、かなりリアルに描写されている。テレビでやっている連ドラと比べると、作りこみは半端なく、ディテイルまで満足。
そりゃ、キムタクが乗っていたANAが、機種とコックピットの組み合わせが曖昧だったみたいな、そういうチグハグさはあったのかもしれないが(※)、残念ながら護衛艦にはまったく知識がないので見抜けなかった。
海洋国家日本のフロントに立つイージス艦に触れられるだけでも満足としよう。

ストーリーは、かなりはしょって作ったらしく、やや分かりにくい。本当は原作を読んでから観るべきなのだろう。シネマで1000円で販売されている分厚いパンフレットに、かなり詳しい説明があるが、映画の前にパンフを読んでしまうのもつまらない。帰宅後にパンフをかなりじっくり読んで復習し、やっと意味が分かった。

ま、映画はあくまでもエンターテイメントとして観て楽しみましょう。
それ以上、詳しく考えたい方は、講談社文庫を。僕もそうするつもり。


今週テレビでやっていた、Executive Decideも、外見は747クラシックで、機内のセットは747-400仕様だった。コックピットのブラウン管が割れて、ILSなしでアプローチするシーンがあったので、やはり外見もダッシュ400にしてほしかった気はする。けど、そんなことを気にするより、緊張感を味わったほうが楽しいさ。

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comments

自分も現在原作を読み進めているのですが,やはり原作の方が断然好きですし,映画化に際して防衛庁などの偉い人が口を出しまくったらしい(原作では会った戦闘機撃墜シーンは完全にカット等)ので,魅力が半減しちゃっています。まぁ2時間ちょっとに収めるのに無理があるのかと思いました。

  • Sojo
  • 2005年09月02日 23:41

ま、市場を満足させる自衛隊モノの映画を作るのは大変だろうなーw
ちなみに、この映画、産経新聞が制作に参加しているんで、あまり自衛隊を破壊する映画はちょっと…ね。映画作りはお金がかかるんで、そういう政治的な意図は入り込みやすいんだよな。小説は勝手に書けるけど。

  • yuhei.k
  • 2005年09月03日 00:06

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