2005年03月15日
Review: A Very Long Engagement
A Very Long Engagement
2004年フランス作品
ワーナーブラザーズ映画配給
Director: Jean-Pierre Jeunet
久々のシネマ、久々のロードショー。素敵でした。
フランス語が分かったら良かったな、と思わせてくれる、結構頭を使うラブストーリー。
そう、本当にラブストーリーに感動するには、言葉の壁を越えなくてはいけない。
#ネタバレの可能性があります。
"M M M"が指すフランス語が分からないのが本当に切ない。それでも、随所にうならせる演出が入った、見どころ満点の映画だった。色調を落とした画面、毒ガス入りの気球が爆弾に向けて昇っていく、悲惨だけれど緊張感たっぷりの画面。そして、美しいはずの花を、とっても悲しく見せる演出。フランス語が分からなくても、随分楽しめる映画だった。もちろん、フランス語が分かればもっとよいんだろうけど。
そういえば、この映画のストーリーは、死刑が重要なポイントとして使われている。
死刑を宣告された5人が連行される、悲惨さたっぷりの光景、その特赦を破り捨てた男のあの表情、そして、その復讐に駆られ、自らも死刑となる女性と、ギロチンが落とされるあの残酷で悲しいシーン…。
死んだ人の復讐のために罪を犯し、死刑になるって、どういうものなんだろう。月並みだけど、まさしくチェーンだった。
あの連鎖が、この映画のテーマでもある「戦争」の縮図に見えなくもなかった。
- by yuhei.k
- at 01:33

comments
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