2004年10月02日
Review:アイ、ロボット
i,Robot
http://www.irobotmovie.com
2004年アメリカ作品
20世紀フォックス
秋学期1週目が終わった土曜日、特に予定もなかったので、学校に行ってメディアセンターのテレビでイチローの記録達成を目撃し、本を買ってShellCafeで読んで過ごしたが、夕方になって急に映画が見たくなり、その足で海老名の東宝シネマに向かった。
そんなわけで、この映画を選んだのに特に深い意味もない。アイザック・アシモフが原作を書いたのは1942年だというから、映画の脚本は随分リアレンジされているのだろうが、それでもロボットSF小説の原点に触れることが出来て、週末の夕方の時間の使い方としては悪くなかった。
舞台は、2035年のシカゴ。例によって心に傷を負った、ロボットに不信感を持っている刑事が、巨大企業の影に潜む矛盾を暴きだすという、ハリウッドではおなじみの設定。どんなテーマでも、このようにミステリー仕立てにしないと、現代人は楽しめないのだろうか?映画で追われているのが、アシモフの提示した根本的な問題よりも、目に見える敵のようにも感じられて、少々主題から目をそらさせてしまっているようにも感じた。
2035年は、そう遠い未来でもない。映画に出てくるAudiが、2004年のAudiからデザイン的に大きく飛躍していないのもちょと寂しかったが(その点、『マイノリティー・リポート』に出てくるレクサスは文句なしにカッコよかったので、そちらに軍配が上がる)、それ以上に、このストーリーの想定するロボットが、何だかとてつもない遠い未来の非現実的なロボットに描かれていて、ストーリー自体にあまり現実味がなかったのがちょっと気がかりだ。
この映画は、単なる「お楽しみ」なのだろうか、それとも、現代に何かしらの警告を発したかったのだろうか?
#文句を言ってはみたものの、やっぱあのAudiは僕も欲しい…かもw
http://www.audi.com/com/en/experience/irobot/irobot.jsp
- by yuhei.k
- at 23:25

comments
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