2004年05月24日
Review:『トロイ』
Troy
http://troymovie.warnerbros.com/
2004年アメリカ作品
Director: Wolfgang Peterson
Presents: Warner Bras. Pictures
先週、成田空港でブラッド・ピットの入国騒ぎに出くわした。到着ロビーでカメラを持っている人が結構いたので、それなりに賑わっていたが、僕の目的は飛行機を見ることだったので、その騒ぎは素通りして展望デッキに向かった。
そんなわけで、大してピットには興味がないのだが、『トロイ』の公開はずっと前から楽しみにしていた。恐らくは永遠に語り継がれるであろうホメロスの叙事詩には、漠然とした憧れがあった。
ピット演じるアキレスは、確かに美しかった。彼がアキレスをどこまで演じたのかは分からないが、少なくともそれなりの迫力があった。
正直、あそこまでスケールの大きなストーリーを3時間の映画に凝縮するのは、怖いことだと思う。たとえどんなに体を鍛えても、演じているのは成田にフラっと降り立つことが出来る生身の人間である。歴史に残る叙事詩を愛する人ほど、映画を見て違和感を持つことも多いと思う。
それでも、この映画を見てよかった。映画に描かれた絵を見て初めて、難攻不落なトロイの城壁が、いかに高かったかということは否応なく実感できたし、スパルタの1000艘の船が海に浮かぶ絵も圧巻だった。トロイの木馬は、もちろんネタとしては知っていたが、映像で見てやはりドキドキした。
けっして本物のスケールで描けなくても、映画として撮った人の勇気は、賞賛されるべきなのだろう(無論、その名は「永遠」は語られないだろうが…)
- by yuhei.k
- at 01:29

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